【基礎工事の第一歩】「水盛り・遣り方(丁張り)」ってなに?

こんにちは!

愛知県岡崎市で基礎工事を行っている株式会社OTKです。

このブログでは、建設・基礎工事にまつわる情報や、業界のリアルな裏話をお届けしています。


そして、この記事を読んでくださっているあなたに、

少しでも「この業界、おもしろそうかも」と思ってもらえたら嬉しいです。

そして!弊社では現在“次期社長候補”も募集中!

このブログの最後で詳しく紹介しています!


また、最近インスタグラム始めました!!

良ければ遊びにきてくださいね~



■「水盛り・遣り方(丁張り)」とは?

「水盛り・遣り方(みずもり・やりかた)」、

あるいは「丁張り(ちょうはり)」という言葉を聞いたことはありますか?

これは、建物の工事を始める前に建物の位置や高さを正確に決める作業のことです。


設計図があるからそれを見て作ればいいんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、

実際の現場では、

その図面を正確に地面に落とし込むための「目印づくり」がとっても大切なんです!


これがないと、建物の位置がずれたり…とんでもないことになってしまいます。



■ 作業の流れをざっくり解説!

GL(基準となる地面の高さ)を決める

建物の基準となる地面の高さ、つまり「ここから上が家ですよ」というラインを決めます。


①水杭(みずぐい)を立てる

木の杭を立てて、建物の範囲を囲います。


②水貫(みずぬき)を取り付ける

水杭同士を板(水貫)でつなぎます。


③筋交い貫(すじかいぬき)で補強

水杭と水貫がズレないように、斜めに木材を打ち込んで固定します。


④水糸(みずいと)を張る

最後に、建物の中心線や壁の位置を示すために、水貫の間にピンと水糸を張って完成!


このようにして、現場に「ここにこの高さで家を建てるよ!」という目印を作っていきます。



■ 昔ながらの「水盛り」って?

今はレーザー機器で水平や直角をビシッと出せますが、

昔は「水盛り」という方法を使っていました。


透明なホースに水を入れて、水面の高さを利用して水平を出す方法です。

遠く離れた場所でも同じ高さを出せる、先人たちの知恵ですね。


また直角を出すときは、「3:4:5」の三角形(直角三角形)を使って出していました。

いわゆる三平方の定理ですね!



■ なぜ丁張り(遣り方)が大切なのか?

丁張りがあることで…工事に関わる全員が共通の基準を持つことができます。

それによって仕上がりのズレや傾きを防ぐことができ、

直しなどの手間を減らすことができます。


お客さまへの完成イメージも付きやすいです。

つまり、「正確」「効率的」「安心」な現場づくりのために欠かせない存在なんです!


もし丁張りがなかったら、“感覚頼り”の工事になってしまい、

結果的にやり直しや手戻りが多くなって、時間もお金も無駄になってしまいます。



■ こんなところにも使われてる!

丁張りは、家だけではなく


・ブロック塀や花壇の施工

・駐車場の舗装

・畑の整地

・土木工事(道路や河川工事など)


など、**「平らにする・まっすぐ作る」**作業全般に使われています。


だからこそ、基礎工事の職人にとって「丁張りができるかどうか」は、

一人前の目安でもあるんです!



■ OTKで手に職、身につけませんか?

株式会社OTKでは、未経験からでも一歩ずつ成長できる環境があります。

最初は丁張りなんて「何それ?」でOK。


でも、先輩たちが道具の名前や使い方、作業の流れをイチから丁寧に教えます。

しかも、覚えれば覚えるほど、自分で現場を組み立てられるようになって、

仕事がどんどん楽しくなってきますよ!



■ 最後に|社長を目指すという選択肢

そして…私たちOTKは、「次期社長」を探しています。


「まだ何も知らないけど、やる気はある」

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