こんにちは!
愛知県岡崎市で住宅の基礎工事を行っている【株式会社OTK】です!
いつもOTKのブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、
建築や基礎工事にまつわる豆知識や、現場で働く職人たちのリアルな一日、
そして「手に職をつけて働くってカッコいいぞ!」っていう、私たちの想いを発信しています。
読んでくださっているあなたに、
少しでも「この業界、おもしろそうかも」と思ってもらえたら嬉しいです。
そして!弊社では現在“次期社長候補”も募集中!
このブログの最後で詳しく紹介しています!
また、最近インスタグラム始めました!!
良ければ遊びにきてくださいね~
今回のテーマはちょっとマニアックかもしれません。
でも、めちゃくちゃ重要な話です。
題して…
\ コンクリートは、なぜアルカリ性なのか? /
「えっ、そんなこと考えたことなかった…」
「高校の化学で聞いたような…聞いてないような…」
って人も大丈夫。
これを読めば、「建物が長持ちする理由」や「鉄筋がサビにくい秘密」が見えてきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
■コンクリートがアルカリ性って、どういうこと?
まず、コンクリートはどうやってできているか、知ってますか?
主な材料はこの4つです。
・セメント
・砂(細骨材)
・砂利(粗骨材)
・水
この4つを混ぜて、時間をかけて固めたものが、コンクリートです。
その中でも、コンクリートがアルカリ性になる“元”は【セメント】にあります。
セメントの中には「水酸化カルシウム(Ca(OH)₂)」という成分が含まれていて、
水と反応することで、コンクリート全体がpH12〜13という強アルカリ性になるんです。
この数字、かなり高いです。
例えばレモンのpHが「2」、石けん水が「9」ぐらいなので、
コンクリートは“洗剤よりもずっとアルカリ性が強い”ということになります。
■アルカリ性って、なにがいいの?
じゃあ、そのアルカリ性が建物にとって、どんな意味を持つのか?
それは、
✅ 鉄筋をサビから守ることができるから!!
ほとんどの建物は、鉄筋コンクリートで作られています。
骨組みのように鉄筋(鉄の棒)を組み、その周りにコンクリートを流し込んで固める――
これが、現代建築の基本的な構造です。
でも、鉄って空気や水に触れると、すぐにサビちゃいますよね。
そのままだと、何十年も持ちません。
じゃあ、どうして大丈夫なのか?
それは、コンクリートの“強いアルカリ性”が、鉄筋をサビから守っているから!
アルカリ性の環境下では、鉄の表面に「不動態皮膜(ふどうたいひまく)」という透明な保護膜ができます。
この膜があると、空気や水が鉄に直接触れにくくなり、鉄が酸化(サビ)しにくくなるんです。
まるで、見えない鎧をまとっているような状態ですね!
■でも油断は禁物…アルカリ性が失われる“中性化”とは?
ここまで読むと、「アルカリ性って最強じゃん!」と思うかもしれません。
でも、じつはこのアルカリ性、ずっと保たれるわけではないんです。
コンクリートは、長い時間をかけて、
空気中の「二酸化炭素(CO₂)」と少しずつ反応し、中性化が進んでいきます。
これが進むと、どうなるか?
✅ 鉄筋を守っていた不動態皮膜が壊れる
✅ 鉄筋が空気や水に触れやすくなる
✅ サビて膨らみ、コンクリートが割れる
✅ 最悪、建物の強度が下がる
という感じで、めちゃくちゃ怖い現象なんです。
だからこそ、
基礎工事では“中性化を防ぐ工夫”がたくさんされています。
例えば、
✅ 鉄筋とコンクリートの間に、十分な厚み(かぶり)を確保する
✅ コンクリートにひびが入らないよう、打設時に丁寧に施工する
✅ 地面の湿気が鉄筋まで届かないよう、防湿対策をする
こういった作業の一つひとつが、建物を何十年も守る“プロの仕事”なんです。
■基礎工事の面白さって、こういうところ!
こういう話をすると、
「なんか難しそう…」
「化学の話、苦手なんだよな…」
って思うかもしれませんが、安心してください!
現場に入って毎日仕事をしていくうちに、
ちゃんと“体で覚えていける”ようになります。
でも、「なぜこれをやるのか」を知っていると、
ただの作業じゃなくなります。
✅ この作業一つで、お客さんの家が50年持つかもしれない
✅ このひと手間が、家族の安全につながっているかもしれない
そう思えると、仕事がグッと面白くなってくるんです。
■OTKは「次期社長候補」を探しています!
ここで、ちょっと真面目なお知らせをさせてください。
株式会社OTKでは現在、「次期社長候補」を本気で募集しています。
「え?社長ってそんな簡単になれるの?」
って思った方、正直に言います。
簡単ではありません。
でも、今のOTKには
✅ 必要な道具・設備はすでにそろっていて
✅ 安定した取引先もあって
✅ 経験豊富な先輩も、若手もいて
…つまり、「土台」は全部整っています。
あとは、あなたの“やる気”と“覚悟”だけ。
最初はもちろん職人見習いからでOKです。
現場の流れ、工程、材料、道具の使い方などを学びながら、
少しずつ経営のノウハウも伝えていきます。
「将来は独立したい」
「自分の会社を持ってみたい」
「地元で根を張って働きたい」
そんな想いを持っている人には、これ以上ないチャンスです。
■OTKってどんな雰囲気?
現場の雰囲気は、めちゃくちゃアットホームです。
✅ 現場は真剣だけど、オフはゆる〜く
✅ 若手も意見が言いやすくて、雰囲気も明るい!
少人数だからこそ、一人ひとりがしっかり見てもらえて、
やる気がある人にはどんどんチャンスを渡しています。
実際に、未経験から3年で年収600万円を超えた若手もいます。
「一生、手に職で食っていける」
そんな力を、ここで身につけてみませんか?
■“アルカリ性”から見える職人の誇り?
今回は、「コンクリートのアルカリ性」についてお話ししました。
ちょっと化学っぽい話だったけど、
これが実は建物の寿命や安全性にめちゃくちゃ大きく関わっているって、
伝わったでしょうか?
そして、こういった見えない知識を持っている職人こそ、
本当に信頼される、カッコいい職人だと思います。
OTKでは、そんな仲間を本気で探しています。
そして、これからのOTKを引っ張っていく「次期社長候補」にも出会いたいと思っています。
気になった方は、ぜひOTKのInstagramを覗いてみてください!
現場の風景、職人たちの姿を投稿中です。
フォロー&いいね、大歓迎!
シェアしてくれると大変うれしいです!
DMでの相談・質問もいつでもお待ちしてます。
📣【OTKでは現在、職人・次期社長候補ともに大募集中です】
✅ 未経験OK
✅ 週休2日制相談可
✅ 社会保険完備
✅ 昇給・賞与あり
\まずは「話を聞いてみたい」からでもOK!/
お気軽にお問い合わせください!