コンクリート打設の工程とその重要性
住宅建設において、基礎工事は建物の安全性や耐久性に大きな影響を与える最も重要な部分の一つです。
中でもコンクリートを流し込む作業は基礎工事の中核をなす工程です。
本記事では、このことについてわかりやすく解説しその重要性について説明します。
!用語解説!
コンクリートを流し込むことを”打設”といいます。
生コンを打つなんて言ったりもします。
生コンとはやわらかい状態のコンクリート、生のコンクリートなんですね~
入ったばかりの時は戸惑ったものです。。。
コンクリート打設の工程
コンクリート打設は、鉄筋の配置、基礎の枠組み(型枠)の設置が完了した後に行われます。以下は、コンクリート打設の基本的な工程です。
①準備作業
コンクリート打設を行う前に、まず現場の状態を確認します。
型枠を外す際に重要な剥離剤が型枠に塗られているか、
アンカーボルトや型枠の固定器具などにゆるみはないかなどです。
打設という作業は始まってしまうと止めることがなかなか難しくやり直しも困難な作業のため、入念に最終的な確認や準備を行います。
コンクリートの調整
コンクリートは、セメント、砂、砂利、水を適切な割合で混ぜ合わせることによって作られます。
品質の良いコンクリートを作るためには、材料の選定から混合まで慎重に行う必要があります。
当社では、信頼性出来る材料屋さんからミキサー車を手配し、
現場に必要な分量を正確に供給してもらっています。
コンクリートの打設
打設は型枠内に均等にコンクリートを流し込むことが重要となります。
コンクリートが型枠にしっかりと詰まり、
隙間なく充填されるように注意を払いながら作業を進めます。
また、コンクリートはそのまま流し込むだけでなく、
振動を加えて気泡を抜き、均一に密実に仕上げることが重要です。
この際バイブレーターと呼ばれる専用の機器を使用して作業を進めます。
コンクリートの養生
打設が完了した後、コンクリートは硬化するまでの間適切な湿度と温度で養生しなければなりません。
この養生期間中にコンクリートが乾燥しすぎたり、急激に冷えたりすると、
ひび割れや強度不足が発生する恐れがあります。
そのため、適切な時間をかけて養生を行い、確実に強度が発揮できる状態にします。
コンクリート打設の重要性
コンクリート打設は基礎工事において最も重要な部分です。
この工程が適切に行われないと、建物全体の耐久性や安全性に問題が生じます。
特に以下の点が重要です。
耐久性の確保
コンクリートは、硬化後に非常に強い圧縮力に耐えることができますが、
打設時の混合比や作業の仕方によっては強度が不十分になる可能性があります。
正確な打設を行うことで、建物の長寿命を確保することができます。
ひび割れの防止
コンクリートは乾燥すると収縮しますが、急激に乾燥させないための適切な養生が行われていないと、ひび割れが発生することがあります。
このひび割れが進行すると、構造の強度に悪影響を及ぼすため、養生が非常に重要です。
地震や災害に対する耐性住宅は、
地震やその他の自然災害に対する耐性を確保することが重要です。
コンクリートがしっかりと打設されていないと、地震の際に基礎が不安定になり、
建物の倒壊のリスクが高まります。
そのため、基礎工事におけるコンクリート打設は、安全性の面でも欠かせない工程です。
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この仕事は夏は暑く冬は寒いです。
手もあれるし日焼けもします。
身体が悲鳴を上げるほど疲れることもあります。
でも頑張った先には手に職をつけて長く安定したキャリアを築けるチャンスが広がっています。
コンクリート打設のような専門的な作業には、最初は知識や経験が必要ですが、
仕事を通じて一歩一歩スキルを高めていけますしそのスキルは一生ものになります。
また、若い世代の意見やアイデアも大切にしていますので、
意欲的な方には成長の機会が豊富にあります。
当社では、社員一人ひとりが働きやすい環境を整えており、サポート体制も充実しています。
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正確な施工が、建物の安全性や耐久性を決定づけます。
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